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【経験談】看護師の円満退職の手順〜ステップ6〜

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「退職を決めたけど、実際どういった手順を踏めば良いのか分からない……」と悩むことがあると思います。
本記事では円満退職の手順とコツを解説していきます。

STEP
退職理由を明確にする

まずはここから
できるだけポジティブな理由で意思を固める

STEP
就業規則を確認する

退職を現実的にするために!

STEP
上司に伝える

伝えるタイミングとコツ
退職しにくい時期に注意

STEP
退職日を決定し、退職届を提出

上司と相談して正式に退職日を決定
病院のルールで退職届を提出

STEP
業務の引き継ぎ

委員会などの役割を引き継ぐ

STEP
挨拶

気持ちよく退職するためにお世話になった人たちに感謝を伝えよう

経験談を交えながら詳しくお伝えしていきます😄

目次(タップすると飛べるよ♪)

Step1.退職理由を明確にする

引き止める余地がない、もしくは前向きな理由で意思を固めましょう。

今の職場では経験できない領域や看護師以外の事で挑戦したいことがあるなど、前向きな理由が良いです。

職場環境や人間関係などのネガティブな理由の場合は、部署異動を勧められたり、あの手この手で引き止められる可能性が高いです。

環境が原因の場合も、どうにか前向きに置き換えて伝えると受け入れてもらいやすいです。

※トラブル回避のためには、嘘と周りの責任にする事はお勧めできません。
詳細に伝える必要はありませんが、円満退職をするにはある程度話したほうがいいです。

私のこれまでの退職理由↓↓

やりたい事が出来た(伝え方はクリック!)

海外での生活と英語に興味を持っていて、以前から留学してみたいと考えていました。看護師として経験を積みたい気持ちはありますが、ワーキングホリデービザに年齢制限があるので今挑戦したいと思い、○月の退職を決意しました。

残業が多すぎ、夜勤が辛い(伝え方はクリック!)

効率よく業務を行うようにしてきましたが、どうしても残業が多くなってしまい、体力的に厳しくなってます。尚且つ夜勤を続けることで自分自身の体調管理が難しくなってきました。患者さんともっとじっくり向き合いたいとも思っています。これからも看護師を続けていくためにも働き方を考え直しました。日勤のみの働き方で転職活動を始めていて、○月の退職を希望します。

Step2.就業規則を確認する

まずはご自身の病院の規則を知っておきましょう!

法律上では14日前に退職を申し出たらOKとされています。

ただ・・
一般企業と違う看護師はシフト制です。
1人でも急に抜けてしまうと勤務を組むことが難しくなってしまいます。

退職を現実的なものにするために、就業規則で定められた期間は守るようにしましょう。

看護師の場合、「2〜3ヶ月前」の病院が多いみたい!

Step3.上司に伝える

伝えやすいタイミング

  1. 意向調査
    定期的に意向調査のある病院の場合、そのタイミングで意思を伝えられるのがベストです。
    わたし自身、8年間勤務した病院ではまずは意向調査で退職の意思と時期を記載しました。
  2. 面談
    初回・中間・最終面談がある病院では、意向調査よりもタイミングは多くなります。
  3. 就業規則を踏まえて
    すぐにでも辞めたいと考えている場合、就業規則を踏まえて退職を申し出ることが出来ます。

「退職を伝えるのが気まずいから……」とギリギリまで伝えないのはNGです。
かえって退職が延びてしまったり、周りに迷惑をかけることになってしまいます。
できるだけ早めに伝えましょう!

※辛いことがあって、タイミングを待てないくらい「すぐにでも辞めたい……」という場合はすぐに上司に相談しましょう!

伝えるコツ
  • できるだけポジティブな理由で(STEP1
  • 揺るがない決意を持つ
  • 曖昧にせず、強い気持ちではっきりと

希望が通りやすい退職時期

退職を伝えるタイミングだけでなく、「実際に退職する時期」を配慮することも円満退職のために大切です。

退職者が出やすいため、
病院側も見通しを立てやすい時期

✔︎年度末
✔︎ボーナス支給月
✔︎委員会などの役割が一段落する時期

※退職者が重なる可能性が高いため、早めの申し出が必要

退職を避けた方がいい時期

✔︎委員会などの役割を任されている
(特に看護研究・プリセプター)
✔︎長期休暇の時期
✔︎産休に入るスタッフがいる時期

自分自身のことだけでなく、残されるみんなのことも考えられると素敵ですね✨
スムーズな退職のためにも大切なポイントです!

Step4.退職日を決定し、退職届を提出

上司と相談して退職日が決定します。

退職日が決定したら、病院のルールに従って退職届を提出します。

退職日だけでなく、雇用保険・健康保険・年金についての意思について記載することがあります。

退職後の社会保険について考えておきましょう✨

有給休暇を消化するポイント

(年次有給休暇)

第三十九条 使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない。

引用元:労働基準法第39条

私たちが有給休暇を取得する権利は、法律で決まっています。

ただ、常に人手不足の看護師の世界では黙っていても貰えません!

権利行使の申請をする必要があるので、ここでは取得のポイントを簡単にお伝えします。

取得のポイント
  • 早めに退職意思を伝える
  • 退職を申し出た時点で退職前の有休消化を申請する
  • 残りの日数を確認して計画し申請していく

取得することをはっきり伝えましょう♪

有給休暇の消化方法の詳しい記事はこちらから!

Step5.委員会など業務の引き継ぎ

任されていた役割や委員会があると思います。

退職日まできちんと務めて、後任が困らないように業務の整理をしたり引き継ぎをしましょう。

最後の仕事だと思って頑張ろう♪

私の経験談

同じタイミングで退職が決まったスタッフが、退職を目の前にすると委員会には出席しない・日々の業務も雑になっていた事がありました。最後の最後で嫌な印象になって、とても悲しい気持ちになりました😢
よほどの辛い状況を除いては、これまで一緒に働いてきた同僚や患者さんには誠実に接して、気持ちよく退職したいですね。
終わりよければ全て良しの精神!笑

Step6.挨拶

お世話になった上司や同僚、患者さんに挨拶して気持ちよく退職を迎えましょう。

ラスト1ヶ月は長いようであっという間です。

勤務上、最終勤務日に会えないスタッフもいると思うので、事前にシフトを確認して挨拶しておきましょう!

特に親しくしていた同僚には
公になる前に直接伝えられるといいですね♪

以上、円満退職までの手順でした。
参考になれば嬉しいです。では!

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